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News Letter.40...
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■ 発表会ご報告(アンケート結果より) 【プログラム】 ●出演者紹介がありとても見やすく、よかった。 ☆ プログラムは発表会の顔。記念になるし、招待状代わりにもなる大切なアイテムです。B4サイズ特殊紙、写真付の印刷ということでコピー機や家庭用印刷機が受け付けないので担当スタッフは大変苦労をされていたようです(結局印刷屋に依頼)が、限られた時間と予算の中でこだわって作成してくれました。大切に保管下さいね。
【曲 目】 ● 知っている曲、知らない曲、入り交じり、興味がわいた。 ☆選曲は本当にいつも頭痛の種になる、それだけ重要な事項です。選曲の基準は、 1. なにより旋律、ハーモニーが美しいこと といったところでしょうか。いずれにしても、その人らしい選曲を心がけたいですね。いくら演奏がつたないから、といって大きな生徒さんに童謡やアニメ曲を与えたり、男の子に「乙女の祈り」というのは、気の毒ですし、第一、感情移入が難しいでしょう。日頃からレッスンの中で、生徒さんが今何に興味を持っているか、知っておくことが大切だと思います。
【演奏、演奏順 】 ● どの生徒さんもしっかり弾けていた。(ピアノ教師) ☆今回、限られた時間の中でリハーサルはしっかりできた方だと思います。これはとてもラッキーなことです。プロのコンサートでも、リハを十分にする人、しない人、分かれるところですが、可能な限り、私はリハは行った方がいいと思います。照明、小道具、立ち位置、楽器の配置、マイク調節、誘導etc限りなくチェックする項目があるからです。その為必ずプログラム順には流れないことをご了承下さい。 ☆大きな舞台で、人前での演奏というのは、だれでも緊張するものです。ピアノだっていつものとは違うし、普段は靴を履いてピアノの前に座っているわけではないですし。その中で、なんとか皆、落ち着いて演奏できた方だと思います。おじぎが早すぎる、座ってすぐ弾き始める、弾き終わってからのおじぎがお粗末ノ.確かにまだまだ課題はありますが、少しずつ余裕を持って出来るようになればいいですね。
【合 奏】 ●ベルが良かった。(父) ☆普段1人で演奏することの多いピアノという楽器奏者に欠けているのはアンサンブル(合奏)の能力だと思います。合奏では決して一人が突出してはいけない、常に相手の音を聞きながらタイミング、音量、音色に気をつけながら演奏していかなくてはいけないのです。合奏はとにかく全員が集まらなければ練習の意味がありません。忙しい生徒さん達の日程をを考えると、練習は3回が限度でした。その中で最大限の練習効果を上げるため、一人一人に音源を準備し、耳から音楽を吸収しておいてもらう、という方法を取りました。それでもなかなか全員の足並みが揃わないので、全体練習の合間に、個人や少人数でも練習をしました。本当にぎりぎりでしたが、なんとか間に合って良かったと思います。 それと共に、生徒さん同志の親睦も合奏の目的と考えます。娯楽の少なかった時代、学年の異なる子供達はとにかく集まって遊んでいました。今は塾やおけいこ事(まぁ、ピアノもおけいこ事の一つに違いはありませんが)で子供たちはとにかく忙しい。今回も、同じ学校の同じ学年なのに、話したこともなかった、という子達が練習を重ねる毎にふざけあったり仲よくなっていく姿を見るのは微笑ましいものでした。
【アナウンス】 ● 落ち着いていて、また聞き取りやすかった。 ☆発表会で緊張するのはなにも出演者ばかりではありません。友人や家族が出演するというので初めてピアノの発表会を見に来る方も少なくありません。本当はそのお目当ての出演が終わればすぐさま会場を飛び出したいかもしれません。実際、知り合いの発表会に行くと、そのような光景もよく目のあたりにします。でも、少しでも出演者の情報を紹介することによって、知らない演奏者の演奏も興味を持って聴いてもらえるのではないか、と思い今回、アナウンスを多めに構成してみました。
【ヴァイオリン独奏】 ● めったに聞くことのできない演奏が聞けました。 ☆ 上野さんの演奏、さすがすばらしかったですね。選曲は、お子様からクラシック愛好家まで楽しんでいただけるよう、選曲してみました。やはりバイオリンにはバイオリンにしかできない表現があるので、とてもいい勉強になったと思います。これを機会に、ぜひプロのコンサートに足を運んでいただきたいと思います。 P.S.子牛?演奏、ソロをリクエストしてくださった方々、ありがとうございます。なかなか、このようなイベントをしようとなると、自分の練習時間を確保できなくなるのが悩みです。発表会が終わった現在、時間的に余裕ができたので、いろいろな曲を猛練習中です(笑)。 P.S.先日、NHKの「スーパーピアノレッスン」でプロコ(フィエフ)のソナタが教材で使われていて、ああいうのを弾いてみたいな、と思ったのですが、きっと聴衆の皆さんはひくんでしょうねぇ?!
【会 場】 ● 広くて良かった。 ☆音楽会にとってホールは楽器の一部です。どんなに立派な楽器を使っても、響きの悪いホールではその性能を発揮しきれません。従って、ホール選びは慎重にならざるを得ませんでした。条件は「広すぎず狭すぎず古すぎず、ホールの響きが良く、ピアノのレベルはセミコン以上、楽屋が3部屋以上あり、アクセスが悪くないところでホールスタッフが多少の融通をきかせてくれるところ。」あちこち探しましたが、なかなかこのような条件を全て満たしてくれるところがなく、最後はアクセスの面で電車の方には多少不便をおかけすることになってしまいましたが、ラッキーなことに、人気のキラリを押さえることが出来、良かったと思います。
【お 花】 ●1人ずつの花束になっていても華やかでステージにはえていた。 ☆舞台上の唯一の装飾、お花の配置も悩むところでした。最近は小さな植木鉢を舞台前面に配置する方法も人気があるようですが、ベルやバイオリンで舞台配置換えも多かったので、オーソドックスな1箇所配置にしました。
【おみやげ】 ●とても喜んでいました。 ☆モノのあふれる今の時代、限られた予算の中で皆さんに喜んでもらえるモノを選ぶというのは本当に難しいものです。園児の生徒さん、学童の生徒さん、大人の生徒さん、スタッフとそれぞれ今日の発表会の思い出になるおみやげになっていれば幸いです。
【全体評価】 ● 本当にすばらしい日でした。なにより子供たちの力が発揮できとても感動しました!!
発表会開催日記 4月 そろそろ大きなホールで発表会をと思い、ホール探し始める。 感 想 とにかく、表ではなんとか大きな事件もなく無事終わってほっとしています。裏では出番の子が舞台袖に来ない(楽屋で漫画を読んでリラックス中)とか、出番でないのにふらふらと舞台に出ようとしてみたり、舞台袖で出待ちをしていた合奏の子供たちがなにやら隅に固まっていてどうしたのかと思ったら、合奏に使う楽器が真っ二つに……今となっては笑えるネタをたくさん残してくれました。 私事ですが、普段伴奏をしているコーラスの初コンサートがちょうど発表会の1週間前にあり、そちらも手を抜けない状態だったので、正直なところ、時間的、体力的にはきついものがあったのですが、なんとかそれも予想以上の出来で、コーラスメンバーの皆さんの清々しい笑顔を見たら、1週間後の発表会も、なんとかなりそうな気がしました。 そして迎えた発表会当日。子供たちや出演者、聴きに来てくださった聴衆の皆さん、スタッフの方々、本当に本当に全員の協力があったからこそ、あんなにすばらしい発表会になったのですね。 美術とは異なる時間芸術(音楽)の宿命、一期一会。出演者はもちろん、演奏も聴衆もスタッフもまったく同じメンバーということは2度とありません。消しゴムややり直しがきかない1度きり。もちろん、映像として残ってはいますが、あの生のライブ感、熱気までは残せません。これは今開催中のオリンピックと似ていますよね。本番のほんの数秒、数分のためにがんばる。毎日、毎週、毎年.。そして、発表会を迎えるまでには皆、それぞれにドラマがありました。 生徒さん本人より、先生より、熱くなってお家で特訓してくださる保護者の方々、どうしてもうまく弾けなくてくやしい思いをしていたのが、ある日急に思い通りの音楽が自分の指先から聞こえてきて大喜びする生徒さん、選曲に悩んで立ち止まりそうになる生徒さん、秋は仕事や学校のイベントで忙しいなか、なんとかレッスンや練習の時間をひねりだす生徒さんetc おかげで当日は皆、ひとり残らずよくがんばったと思います。一度も間違えない演奏や、止まらない演奏がいい演奏とは限りません。生徒さん一人一人が音、リズム、楽譜に書いてあるそれぞれの記号をひとつひとつ理解し、何度も何度も練習し、音楽に作り上げていく過程、それを間近で見ていた私やご家族の皆さんには1小節ごと、1フレーズごとが感動でした。 この感動を忘れずに、また明日から一歩一歩、がんばりましょうね。 |
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